インスペクションの立会いに行ってきました
中古住宅のインスペクションの立会いに行ってきました。
インスペクションには「検査」や「点検」などの意味があります。
建築士など建物に精通した第三者の専門家が住宅の状況を確認します。
住宅の状況を専門家に判断してもらうことで、見た目だけでは分からない住宅の細かな情報を得ることができ、中古住宅を売買する際の判断材料になることから実施されることが増えてきています。
詳しく住宅の状況や品質を把握できることで、その後の修繕や改修費用、またそのタイミングなどを検討するのに役立ちます。
インスペクションの実施は、売主のみがおこなえるものと考えている方が多いかもしれませんが、買主から依頼して実施することも可能です。
ただし取得前の物件の場合、売主の所有物のため、売主の許可が必要になります。
インスペクションの調査は、目視・動作確認・計測を中心とした非破壊の調査となります。
調査範囲は足場を組まずに移動できる部分となり、壁や床を剥がしてまで調査は行いません。
そのため、壁の中や床の下、足場を組まないと確認できない高い場所などの見えない部分の劣化や不具合までは把握することはできません。
主な調査に以下の項目が挙げられます。
① 柱や基礎など、構造耐力上主要な部分にかかるもの(屋根や軒裏など)
② 雨水の侵入を防止する部分にかかるもの(水漏れや排水不良の確認など)
③ 給排水管路・シロアリ調査
インスペクションを実施することによるメリット
* 不具合の有無や内容を明確にでき、納得したうえで購入できます。
* 建物のコンディションを把握でき、機能が不足する部分や修繕が必要な部分が顕在化でき、
劣化状況から購入後に必要なメンテナンスが分かります。
* 万が一購入した物件に不具合があった場合の保証となる瑕疵保険に加入する事ができます。
* 引渡後のトラブルなどのリスクを軽減できます。
ただし、インスペクションは瑕疵の有無を判定するものではありませんので、この調査で問題点がなかったからといって、瑕疵がないという保証になるわけではない点に注意しましょう。
売却・購入を検討の際には、インスペクションを実施してみてはいかがでしょうか。
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